「犬連れ旅行に行ってみたいけど、実際いくらくらいかかるの?」
そう思ったことはありますか?
犬をお迎えする時点でそんなに金銭的に困っている方がいるとは思いませんが・・・
人だけの旅行と違い、犬と一緒の旅行には「宿泊費の追加料金」や「犬用のごはん代」「移動に必要なグッズ代」など、特有の費用がかかります。
この記事では、犬連れ旅行の費用の内訳と目安をわかりやすくまとめました。これからの旅行計画の参考にしてくださいね。
犬連れ旅行の主な費用項目
犬連れ旅行では、大きく分けて以下の費用がかかります。
- 宿泊費(人+犬)
- 交通費(車・電車・新幹線など)
- 食事代(飼い主+犬)
- 観光・アクティビティ費
- 犬用グッズ・準備費用
宿泊費の目安
宿泊費は旅行予算の中で最も大きな割合を占めます。
リーズナブルな宿で比較すると
- ペット専用宿・ホテル
→ 1泊2食付きで1人15,000〜30,000円+犬1頭あたり2,000〜5,000円程度
- 一般の旅館やホテル(ペット同伴可プラン)
→ 1泊2食付きで1人12,000〜20,000円+犬1頭あたり1,000〜3,000円程度
- 貸別荘・コテージ
→ 1棟貸しで20,000〜40,000円(人数割り可能)+犬の追加料金1,000〜2,000円程度
宿泊費は「犬の大きさ」や「頭数」によっても変わるため、事前確認が必須です。
交通費の目安
旅行先までの移動にも犬ならではの費用がかかります。
- 車移動
高速代+ガソリン代(例:東京から軽井沢まで往復で約8,000〜10,000円)
→ ドライブベッドやクレートなど初期グッズ購入費 5,000〜15,000円
- 電車・新幹線
小型犬はキャリーに入れて「手回り品切符」代(JRの場合 1匹280円)
→ 人の乗車券代にプラスするだけなので安価
- 飛行機
国内線で片道5,000〜10,000円(航空会社による差あり)
→ 犬専用クレートが必要
食事代の目安
旅行中の食事は飼い主さんだけでなく犬にとっても大切です。
- 飼い主の食事
観光地のレストラン・宿泊先の食事代 → 1人あたり1日3,000〜6,000円程度
- 犬の食事
- 宿で犬用メニューを注文 → 1食500〜2,000円程度
- 持ち込みフードや手作りごはん → 普段と同じ費用でOK
旅行中に普段と違う食べ物をあげすぎると体調を崩すことがあるので注意です。
観光・アクティビティ費
観光地やアクティビティの費用も見積もっておきましょう。
- ドッグラン利用料:1頭500〜1,500円
- ペット同伴可能な観光施設:入場料 500〜1,000円程度
- 記念撮影や犬用アクティビティ:2,000〜5,000円
犬連れOKの施設は限られているため、行きたい場所の料金を事前に調べておくのが安心です。
犬用グッズ・準備費用
旅行を快適にするために必要なグッズもあります。
- 折りたたみ式水飲みボウル:1,000円前後
- ポータブルトイレ:2,000〜4,000円
- カートやキャリーバッグ:10,000〜30,000円
- レインコートやクールウェア:3,000〜6,000円
初回は出費が大きくなりますが、一度そろえれば何度も使えます。
2泊3日の犬連れ旅行モデル予算(例)
例:東京から軽井沢へ2泊3日、小型犬1頭と夫婦2人で旅行する場合
- 宿泊費:2人×20,000円×2泊=80,000円 + 犬2泊分=4,000円
- 交通費:車で往復ガソリン+高速代=10,000円
- 食事代:2人×1日5,000円×2日分=20,000円 + 犬ごはん2食=2,000円
- 観光費:入場料やカフェ利用=5,000円
合計:約12万円前後
犬の大きさや宿泊先のランクによって、さらに増減します。
犬連れ旅行の費用を抑えるコツ
- 宿泊は平日やオフシーズンを狙う
- 食事は犬用メニューではなく持参にする
- 車移動なら人数で割ってガソリン代を節約
- 観光は無料の自然スポットを多めに組み込む
まとめ
犬連れ旅行の費用は、人だけの旅行+犬にかかる追加料金が基本の考え方。
宿泊費・交通費・食事代・観光費・グッズ代を合わせると、安くて2泊3日で 10万〜15万円前後 が目安になります。
事前に予算を把握しておけば「思ったより高かった!」という失敗も防げます。愛犬と楽しく旅行を楽しむために、しっかり計画を立てましょう。