犬と一緒の旅行は楽しい反面、「思わぬトラブル」に直面することもあります。
「吠えてしまって周りに気を使った」「移動中に酔ってしまった」「雨で予定が狂った」など、飼い主さんなら一度は経験があるのではないでしょうか。
この記事では、犬連れ旅行でよくあるトラブルとその対処法をまとめました。事前に知っておくことで、不安を減らし、旅行をもっと楽しむことができます。
トラブル① 車酔い・乗り物酔い
犬も人と同じように、車や電車で酔ってしまうことがあります。
よくある症状
- よだれが増える
- 舌を出してハアハアする
- 嘔吐してしまう
対処法
- 出発前の食事は軽めにする
- 窓を少し開けて換気する
- 休憩をこまめに取る
- 酷い場合は動物病院で酔い止めを処方してもらう
トラブル② 吠えてしまう
宿泊先や観光地で吠えてしまうと、周りに迷惑がかかるだけでなく、飼い主さん自身も気を使って疲れてしまいます。
よくある原因
- 慣れない環境での不安
- 他の犬や人への反応
- 外の音に敏感になる
対処法
- 普段からクレートトレーニングをして安心できる場所を作る
- お気に入りのおもちゃやブランケットを持参
- 吠えたときは叱らず、落ち着いたら褒める
- 他の宿泊客に迷惑がかかる場合は、部屋食や貸別荘を選ぶのも手
トラブル③ 粗相をしてしまう
旅先では犬も緊張して、普段しないような粗相をしてしまうことがあります。
対処法
- トイレシートを多めに持参
- 消臭スプレーやペーパータオルを常備
- 粗相をしてしまったらすぐに片付け、宿の人に正直に伝える
事前に「トイレしやすい環境」を整えてあげることが大切です。
トラブル④ 体調不良
環境の変化や食べ慣れないものを食べたことで、下痢や嘔吐をすることもあります。
対処法
- 普段のフードを小分けにして持参
- 新しい食べ物は与えない
- 常備薬やサプリを持参
- 緊急時に行ける動物病院を事前に調べておく
トラブル⑤ 雨・天候不良
せっかくの旅行なのに雨…。予定していた観光ができず困ることもあります。
対処法
- 屋内で犬と過ごせる施設(カフェ、室内ドッグラン)を調べておく
- レインコートやタオルを持参して短時間散歩に切り替える
- 部屋で遊べるおもちゃや知育トイを準備しておく
トラブル⑥ 宿泊先でのマナー
犬連れ歓迎の宿でも、マナー違反が原因でトラブルになることがあります。
よくある例
- ベッドNGの宿で勝手に犬を乗せてしまう
- 廊下でリードを外す
- 無駄吠えを放置する
対処法
- 事前に宿のルールを確認
- 守れないルールがある宿は避ける
- 周囲への配慮を忘れない
犬連れ旅行を安全に楽しむために
トラブルはゼロにできなくても、事前準備と心構えで最小限にできます。
- 酔いやすい子には酔い止め&休憩
- 吠える子には安心グッズ&環境選び
- 粗相や体調不良には必須グッズを持参
- 天候不良にも備えて屋内プランを用意
大切なのは「想定外を想定内にすること」。
準備をしておけば、トラブルも良い思い出に変えられるはずです。