犬の水分補給完全マニュアル|飲まない時の対策&おすすめ給水方法
犬の水分不足は熱中症や腎臓病のリスクを高めます。この記事では、犬の1日の必要水分量、飲まないときの対策、手作りスープやおすすめ給水グッズまで、ラナたん&ルアくんの実例を交えて解説します。
1. 犬の水分補給が大切な理由
水は体温調節や代謝、老廃物の排出など、犬の健康に欠かせません。
水分不足が続くと、尿路結石や腎臓病、熱中症のリスクが上がります。
特に子犬やシニア犬は自分からあまり水を飲まないことも多いため、意識的な補給が必要です。
2. 1日の必要水分量の目安
犬の必要水分量は、体重1kgあたり約50〜60mlが目安です。
例)体重2.6kgのラナたんなら約130〜156ml、体重1.4kgのルアくんなら約70〜84mlが目安。
フードやおやつから摂れる水分も含めて計算します。
3. 犬が水を飲まないときの原因
- 水がぬるい/古くなっている
- 器や置き場所が気に入らない
- 食事から水分を多く摂っている(ウェットフード、生食)
- 体調不良(口腔トラブル、病気)
ラナたんは相当喉が渇いたときしか真水は飲まず、ルアくんは水が少し古いと飲まないことがあります。
4. 飲ませる工夫
- 新鮮な水をこまめに交換(最低1日2〜3回)
- 器の素材を変える(陶器・ステンレス・ガラスなど試す)
- 器の高さを調整(首や関節への負担を減らす)
- 複数箇所に水を置く(行動範囲に応じて)
- 冷たすぎず、常温〜ややぬるめにする
5. 水分補給を促すレシピ
- 手作りスープ
茹でた鶏肉や野菜の煮汁を冷まして与える - ボーンブロス
骨を煮込んで作る栄養豊富なスープ(※脂は取り除く) - フルーツ水
ブルーベリーやいちごを水に入れて香り付け(種・芯は除く)
我が家では普段は自動給水器を置いていますが、夏は冷やしたボーンブロスや手作りスープ、冬は温かい鶏スープで水分補給をしています。
たまにご褒美で、ヤギミルクや犬用甘酒、青汁などもあげています。
6. おすすめ給水グッズ
- 自動給水器
常に水が流れて新鮮さを保てる - 携帯給水ボトル
散歩やお出かけ時の必需品 - 高さ調整可能なスタンド付き器
姿勢が楽になり、飲みやすくなる
7. 水分不足のサイン
- 尿の回数や量が少ない
- 尿の色が濃い
- 鼻や口の中が乾いている
- 皮膚を軽くつまんでも戻りが遅い(脱水のサイン)
これらが見られたら早急に水分補給を促し、改善しない場合は獣医へ。
まとめ
犬の水分補給は毎日の健康維持に欠かせません。
必要量を知り、飲まないときの原因を見極め、好みに合わせた工夫をしてあげましょう。
ラナたん&ルアくんのように、楽しみながら水分補給できる習慣を作ることが長寿の秘訣です。