夏の災害は「暑さ」との闘い。犬にも命の危険が!
地震・台風・ゲリラ豪雨など、夏の日本は自然災害が増える時期です。
その中でも特に注意したいのが、「災害による停電や避難生活での暑さ対策」。
✔ 自宅でエアコンが使えない
✔ 避難所ではペット用の冷房がない
✔ 湿度が高く、熱中症のリスクが急上昇
人間よりも暑さに弱い犬にとって、「暑さ対策=命を守る対策」です。
今回は、ふりふりしっぽでも実践している
「夏の防災・停電時に備えたい犬の暑さ対策グッズ7選」をご紹介します。
犬の暑さ&停電対策におすすめのアイテム7選
① 【アルミプレート・大理石マット】ひんやり自然冷却!
電気を使わず、設置するだけでひんやり快適な冷感グッズの代表。
犬が自分で温度調整しながら乗るので、停電時にもとっても頼れるアイテムです。
🔸 アルミ→軽くて移動も簡単
🔸 大理石→より冷却効果が長続き&見た目もおしゃれ
【備えポイント】
フローリングに直置きせず、少し通気が取れるマットなどを挟むと、さらに効果UP!
② 【冷感ベッド・接触冷感マット】避難所でも使えるクッションタイプ
普段使っているベッドやマットを、夏仕様の“接触冷感タイプ”に切り替えておくのもおすすめ。
避難先で落ち着ける「自分の場所」としても機能します。
🔸 触れるだけで冷たく感じる素材
🔸 丸洗い可能・軽量タイプなら避難所でも◎
🔸 折りたたみ式なら持ち運びしやすい
【備えポイント】
夏前に1枚用意しておけば、普段使い〜防災用まで一石二鳥!
ラナたんも冷感ブランケットはお気に入りです。
③ 【保冷剤&保冷バッグ】首元・背中にひんやりサポート
凍らせた保冷剤をタオルや専用バンドで包んで、首に巻いて使う方法も◎
停電中の室内や、車内待機時の熱中症対策に便利です。
🔸 凍らせておく→停電時に順番に使える
🔸 ソフトタイプの保冷剤は体にフィットしやすい
🔸 首元や脇下に当てると冷却効果が高い
【備えポイント】
冷蔵庫に入れておく「災害時用の保冷剤」をあらかじめストック!
また、クーラーバッグにまとめて入れておけば停電時の持ち出しにも便利です。
④ 【ポータブル扇風機/USBファン】風をつくって体感温度を下げる
エアコンが止まっても、風があるだけで体感温度は大きく変わります。
わが家では、冷たい風が出るものを使用しています。
ミストが出るものや、保冷剤を後ろにつけるのもおすすめです。
ポータブル扇風機やUSBファンは、停電時に大活躍。
🔸 モバイルバッテリーで稼働できるものが◎
🔸 ケージやキャリーにつけられるクリップ型も便利
🔸 犬のそばに直接風を当てすぎないよう注意!
【備えポイント】
普段からお散歩時に使っている方は、防災リュックにも入れておきましょう。
⑤ 【凍らせたペットボトル+タオル】簡易ひんやりスポットに!
冷凍した500mlペットボトルをタオルで包んでベッドに置いておくだけで、
簡易クーラー代わりになります。
🔸 手軽・コストゼロでできる
🔸 水滴防止にジップ袋&タオルが便利
🔸 愛犬がくっついたり離れたりして調整できる
【備えポイント】
災害時は凍らせた水ボトルが「飲み水」としても使えるので一石二鳥!
⑥ 【冷感ミストスプレー】被毛に直接スプレーでクールダウン
被毛にシュッとひと吹きするだけで、気化熱で体温を下げる冷感スプレー。
お出かけ時や室内でも使え、特に短毛の子には効果が高いです。
🔸 アルコールフリー&犬用専用を選ぶ
🔸 首〜背中、脇腹にかけてスプレー
🔸 手でなじませるとムラなく冷却できる
【備えポイント】
お散歩バッグにも入れておくと便利!普段から使い慣れておくことが大切です。
⑦ 【水分補給サポートグッズ】脱水を防ぐ工夫も忘れずに
暑さによる最大のリスクは「脱水症状」。
停電で水道が止まる・飲み水がぬるくなるなどの事態にも備えて、
水分を摂りやすくする工夫も大切です。
🔸 犬用経口補水液やヤギミルク粉末
🔸 嗜好性の高いスープやボーンブロスのストック
🔸 氷を舐めさせる/冷凍果物も◎
【備えポイント】
わが家では、災害用のボーンブロス(冷凍)を常備!
電気が止まっても半日は保冷されるので、最初の冷却&栄養補給に活用できます。
ヤギミルクの粉末も常備しています。
暑さ&停電対策は「夏の防災」の基本!
電気が使えない状況でも、「冷やす・風を送る・水を飲ませる」工夫があれば、
犬の命を守ることはできます。
✔ 涼しいスペースを確保する
✔ 冷却アイテムを複数用意しておく
✔ 食事・水分補給も含めて「涼しさのトータルケア」
わが家では、ラナたん・ルアくんと一緒に、
“夏の災害に備える習慣”を取り入れています。
「なんとなく怖い」ではなく、知識と準備で“安心”に変える。
ぜひこの記事を参考に、おうちの防災対策を見直してみてくださいね。
次回予告
次回は、「災害時に犬と避難するときの心得&しつけのポイント」について紹介予定です。
避難所でも安心して過ごせるように、ふだんからのトレーニングが鍵になります。
お楽しみに!