災害時、犬のおやつや非常食の備えはできていますか?
地震・台風・津波…
日本では、いつどこで災害が起きてもおかしくありません。
最近も、全国各地で津波警報が発令され、多くの飼い主さんが「愛犬を守るにはどうすればいいの?」と不安を抱えました。
災害時、人間用の備えだけでなく、愛犬用の非常食やおやつも事前に備えておくことがとても大切です。
✔ フードはストックしてあるけど、おやつは?
✔ 食が細い子、アレルギーがある子はどうする?
✔ ストレスで食欲が落ちた時に食べられるものって?
今回は、ふりふりしっぽのラナたん・ルアくんも日頃から愛用している、
「防災リュックに入れておきたい犬用おやつ&栄養サポート食」を5つご紹介します!
犬の防災おやつ選びのポイント
災害時のおやつや非常食を選ぶときは、以下の点を意識しましょう。
- ✅ 常温保存できる(冷蔵・冷凍不要)
- ✅ 賞味期限が長い(半年以上)
- ✅ 食べ慣れたもの、安心して食べられる素材
- ✅ 袋を開けてすぐ与えられる手軽さ
- ✅ 嗜好性が高く、食欲が落ちても口にしやすい
防災リュックに入れたい!おすすめ犬用おやつ&非常食5選
① 【無添加ジャーキー】常温&長期保存OKの定番アイテム
無添加・国産のお肉系ジャーキーは、防災リュックにぜひ入れておきたいマストアイテム。
いつものおやつとして慣れておくことで、災害時のストレス緩和にも役立ちます。
・例:鹿肉・鶏むね肉・馬肉・真鯛など
・薄切りタイプならシニアや子犬でも噛みやすい
・無添加なら保存料の心配もなし
【備えポイント】
真空パックやジッパー付きで小分けになっている商品が便利!飼い主さんのおやつにもなりそうな素材を選んで。
② 【フリーズドライのお肉や野菜】軽くて栄養価も◎
フリーズドライは軽くてかさばらず、保存性も抜群。
ぬるま湯で戻せば手作り風にもなるし、そのままでもポリポリと食べられます。
・鶏むね肉・豚レバー・鮭・さつまいも・かぼちゃなど
・野菜嫌いな子にも受け入れられやすい形状
・胃腸にやさしく、普段の食事代わりにも
【備えポイント】
「うちの子は野菜食べないかも…」という子にも、食感や香りで興味をひく場合も。
ラナたんはフリーズドライフードとバナナのフリーズドライがお気に入りです!
③ 【栄養補助ペースト/リキッド食】食欲がない時のお守り
ストレスや緊張でごはんを食べない…そんな時に活躍するのが栄養ペーストや高栄養リキッド食です。
・高タンパク&消化吸収に優れた処方
・シリンジやスプーンで口に入れられるものも
・シニア犬や持病のある子にも安心して使えるタイプもあり
【備えポイント】
一度開封したら使い切る必要がある商品も多いので、小分けタイプがおすすめ。
災害時の命綱になる“最終手段”として、1〜2本入れておくと安心です。
④ 【魚系おやつ(小魚・干し魚)】カルシウム補給&保存性◎
干し小魚やしらすのフリーズドライなど、魚系おやつも防災リュック向き。
ミネラル・カルシウム補給にもなるし、嗜好性も高い!
・小魚・ししゃも・ホタテ・カツオ節系など
・普段のおやつにも使える高タンパク食
・個包装のタイプなら匂いも気にならない
【備えポイント】
ルアくんは干ししらす系が大好き
「水分を多めに与える」など、あわせて水分補給も忘れずに。
⑤ 【安心素材のトリーツ】ストレス軽減&しつけにも
避難所では吠え防止・待機時間のストレス軽減のため、小さめであげやすいトリーツが大活躍します。
・無添加クッキー・グルテンフリーのビスケットなど
・じゃがいも・さつまいもベースのものもOK
・お腹にやさしい素材が◎
【備えポイント】
フードの切り替えが不安な子にも、こうした「いつものトリーツ」があるだけで、落ち着きやすくなります。
賞味期限のチェックもお忘れなく!
防災リュックは、定期的に中身の見直しが必要です。
半年に1回は、
- 賞味期限切れのものは入れ替え
- 食べてくれそうなものに更新
- 季節に合わせて暑さ対策グッズも追加
このタイミングで愛犬と「味見タイム」しても◎
防災=楽しく備える習慣にできたらベストです!
最後に:おやつも「命を守る備え」の一つ
災害時、犬にとって「食べ慣れたおやつ」や「安心して食べられるごはん」は、
心を落ち着かせるための大切なライフラインになります。
わが家では、無添加・素材そのままの自然派おやつを中心に、日頃からの備えを大切にしています。
いざという時に、愛犬が少しでも安心して過ごせるように。
日常の中で、できることから一緒に準備していきましょう!
次回予告
次回は、「夏の災害対策」や「停電・暑さ対策」について詳しく取り上げる予定です!
クールアイテムの選び方や、マンションでの暑さ対策も紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。